【2010年9月11日】

本物の食材を乾燥させて作った携帯ストラップが色々すごい

すごくリアルに作られた携帯ストラップというのは別に珍しくも何ともないわけですが、世の中には本物そっくりではなく、本当に本物を使ってストラップにしてしまった商品が存在します。

たとえばこれ。

ちょっと前に話題になったのでご存じの方もいるかと思いますが、本物の椎茸を使ったストラップです。

こちらのお店で販売しているのですが、「ケータイと椎茸の幻のハーモニー」とか「鍋に！肉詰めに！炭火で焼いても旨い！でも、ストラップ！」など、ネジが2、3本ぶっ飛んだ感じのキャッチコピーが踊っており、制作者の椎茸愛が存分に感じられるページとなっています。

……ただ、

寝てもさめても椎茸のことしか考えられない、あなた！

椎茸ストラップで、シイタケに忠義を誓おう！！

遊び心がプラスされ、椎茸好きだけでなく、椎茸嫌いのレディーだってあなたの勇ましい姿にメロメロになるだろう♪

寝てもさめても椎茸のことしか考えられない人が、このストラップ制作者以外にどれくらいいるのかは疑問ですけども。

……と、本物の椎茸ストラップのご紹介でしたが、この「食べ物を乾燥させてストラップにしてしまおう」という発想から生まれた商品は、実はこれだけではないのです。

探してみると他にも見つかりましたので、ついでにご紹介しておきます。

こちらはメールでタレコミをいただいた乾燥なまこ（本物）のストラップ。

……椎茸以上にどこに需要があるのかさっぱりわかりませんが、これがけっこう売れてるらしいから世の中ってやつはわからないもんです。

で、上の画像で紹介したのは広島で販売されている商品なのですが、他に青森や沖縄でも乾燥なまこのストラップが売られているみたいです。まさかなまこがストラップ素材としてそんなにメジャーな存在だったなんて……。

さらに、これだけではなく、

こちらは乾あわびのストラップ。もはやここまでくると、どんな食材でも乾かせばストラップにできるんじゃないか、という気すらしてきます。

なお、販売サイトには「もちろん本物のあわび使用」と自信たっぷりに書かれてありますが、その「もちろん」がいったい何を受けての「もちろん」なのかはよくわかりませんでした。

最後は食材ではないのですが、これまた珍しい“本物”のストラップがあったのでオマケでご紹介。

化石（本物）のストラップだそうです。

「太古のロマン今ここに蘇る――！」という恐竜展みたいなキャッチコピーが良い味を出していますね。

これはまぁアリかな……と思ったのですが、たぶんこれを付けていても自分からアピールしない限りは、「あ、それ化石じゃん！」と気づく人はまず皆無なのがちょっと残念なところです。……もし気づく人がいたら、もうその二人は結婚するといいと思います。

ということで食材を使ったストラップのご紹介でした。

当たり前ですが、どれも本物とはいえ食べられない仕様なので、友だちの目の前でストラップをいきなり食べて驚かせるといういたずらはできません。あしからず。

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